体は緑で頭から胸にかけて黄色が特徴のアオバトの撮影に元小学校長の村上悦夫さん(70)=岩手県久慈市=が成功した。警戒心の強いアオバトがハヤブサがいた木に飛来したシーンは珍しいという。
村上さんは昨年8月下旬~9月上旬、ハヤブサの狩りを撮影するため、市内の小袖海岸に通った。9月8日朝、ハヤブサが止まっていた小袖海岸の奇岩「つりがね洞」の木の下の枝に、2羽のアオバトが飛んできた。ハヤブサがアオバトに襲いかかろうと羽を広げた瞬間、2羽は逃げたという。村上さんは「アオバトはハヤブサに気づいていない様子だった。アオバトの撮影は初めてで、うまく撮れてよかった」と話した。(成田認)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル